「われわれは、困っているクライアントを助けるためにある。クライアントにとって一番よい結論はどれで、それを実現する方法は何かを、クライアントとともに考え抜くこと。」

私どもの事務所の行動指針です。

クライアントにとって一番よい結論、それを実現する方法を見つけ出すのがわれわれの責務であります。「このあたりの結論が穏当だ。」、「こうして解決してしまえば1件終わる。」、「このような方法で処理すれば儲かる。」等々、間違いを犯してしまう要因がたくさんあるように思えます。当然ながら、こうして処理されてしまった案件のクライアントは助けてもらったことにはなりません。

では、どうすればクライアントにとって一番よい結論、方法を見つけることができるのか。
クライアントにとって一番よい結論はどれで、その方法は何か、これをクライアントと弁護士がともに考え抜くこと。どうしてこの結論がよいのか、どうしてこの方法を採用するのか、あたかも車の両輪のように、バランスよく協同して作業を進めること。こうした努力の継続こそが必要であり、これによって必ずや答えは見つかるとわれわれは考えています。

いい答えが見つかったときの満足感は何にも代え難い喜びがあります。クライアントの満面の笑みがあります。クライアントの皆さまが、「あの事務所に頼んでよかった。」と思ってもらえる事務所でありたいと、所員一同が思っています。

弁護士　澤田和也